【体験談】雪国で住友林業の平屋を選んだ理由!後悔しない家づくりのポイント

雪国に建てた住友林業の平屋の外観
目次

雪国での家づくりは「選び方」で後悔が変わる

雪国で家を建てるとき、まず考えなければいけないのは
「冬をどう快適に乗り切るか?」という点です。

  • 毎日の除雪作業
  • 落雪の危険
  • 冷え込みによる光熱費の増加
  • 結露や寒暖差によるストレス
  • 家のメンテナンスの負担

こういった“雪国特有の悩み”は、家の構造や断熱、住宅メーカーによって大きく変わります。

私自身、家づくりを始めた当初は
「暖かくて丈夫ならどこで建てても同じなのかな?」
と考えていました。

ただ調べたり様々なモデルハウスを見たりすることで、
雪国では住宅会社や構造の相性が全然違うことを実感しました。

もともと私は
“木をダイレクトに感じられる家”や
“和の落ち着いた雰囲気”
といった住友林業らしいデザインに惹かれていましたが、

今回は 雪国 × 平屋 × 住友林業 という視点での記事なので、
デザイン面は一旦脇に置きつつ、
なぜこの組み合わせが雪国に合うのかを中心にお話しします。

そこから最終的に選んだのが、
住友林業の平屋 でした。

結論:雪国 × 平屋 × 住友林業の相性は抜群だった

結論として、雪国で暮らすうえで
平屋は非常に理にかなった選択だと感じています。

そして平屋を建てるなら、
住友林業の構造・素材・設計の自由度が雪国と相性が良かったのも事実です。

  • 雪下ろしの不安が大きく減った
  • 外壁・屋根・雨樋などのメンテ負担が少ない
  • 木の調湿効果で冬でも結露しにくい
  • 大開口でも室内が冷えにくい

もちろん、家の中の温度が完全に均一…というわけではありません
ただ、床暖房やエアコンを組み合わせることで、
家全体がほどよく暖まり、冬でも快適に過ごせています。

雪国暮らしのストレスがかなり減ったのは、
この組み合わせだったからこそだと思っています。

雪国での家づくりの課題

雪国で家づくりを考えるとき、まず向き合うべきなのが
「冬の生活でどれだけストレスが発生するか」 という問題です。

私自身、家づくり前は「冬でも暖かければいい」と軽く考えていたのですが、
経験を思い出すほど、雪国の家づくりには“特有の落とし穴”があると痛感しました。

落雪の危険性

雪国では屋根の落雪が本当に厄介です。
私の場合、賃貸ではなく 実家で暮らしていた時代に落雪の大変さを味わいました。

屋根から落ちた雪が 家族の車と車の間に大量に入り込む んです。
するとどうなるか……?

  • 車1台だけじゃなく、全台分の除雪が必要になる
  • 朝の準備が完全にストップ
  • 家族全員でスコップを持ち出すことに

実際、朝5時に起きて家族総出で2時間は雪かきしていた ことも珍しくありませんでした。
これが毎回続くと、落雪対策がどれだけ重要か痛感します。

毎日の除雪がとにかく大変

雪国の冬は、ちょっと降っただけでも生活が止まります。
特に除雪は本当に生活の一部。

  • 玄関前
  • 車の周り
  • 家の裏側
  • 道路の雪の壁

これらを“毎日”やらないと生活できません。
だからこそ家づくりでは、「雪をどこに捨てるか?」 を早い段階で考えておく必要があります。

光熱費が上がりやすい

雪国の冬は暖房フル稼働が当たり前。
だから光熱費もどうしても上がりがちです。

私の場合、最初は 床暖房だけで生活 していました。
人間だけなら床暖でも十分暖かくて快適でしたが、
うちは犬を飼っているので、温度管理のために
床暖房+エアコンの同時稼働 に変更しました。

外気温が 2度でもエアコンを切るタイミングがあるほど室内は暖かく、
暑すぎる時は暖房を止めるくらい。

家の構造・断熱性能と暖房設備の相性は、
雪国の光熱費を左右する大事なポイントだと実感しました。

結露・寒暖差によるストレス

結露は雪国あるあるですが、油断すると家にも体にもダメージが来ます。

実家では冬になると 窓が常に結露していて、カビが生えやすい 状態でした。
さらに、寒い日は 隙間風が強すぎて、布団に入っても寒くて眠れなかった こともあるくらいです。

“家のどこかが極端に冷たい”という状況は、
結露・カビ・体の冷えすべてにつながるため、
雪国の家づくりでは絶対に避けたいポイントです。

外構の計画が難しい

雪国では外構こそ冬基準で考えなければいけません。

  • 駐車スペースが狭いと除雪が地獄
  • 階段は滑る危険がある
  • 物置が雪に埋もれる
  • 屋根の落雪方向で配置が決まる

私の場合、特にこだわったのは カーポート です。
一般的に雪国では耐雪性能を考えて 6本足 のカーポートが多いのですが、
私は車のドアが当たったり、煩わしさをなくしたいと考えて 「4本足」タイプを希望 しました。

ただし4本足だと雪に弱いものが多いので、
積雪1.5m対応の4本足タイプ を選びました。
これも雪国ならではの判断です。

雪国で住友林業の平屋を選んで感じたリアルなメリット

正直、家の中の温度は完全に均一ではない

「住友林業の平屋=家中が常に同じ温度」と思われがちですが、
実際に住んでみると 完全に均一というわけではありません

私の家では、最初は 床暖房だけ で生活していました。
人間だけであれば床暖房だけでも十分暖かく、
寒さを感じることはほとんどありませんでした。

ただ、犬を飼っている ため、
現在は 床暖房とエアコンを併用 しています。

少し暑いと感じたときはエアコンを止めるだけで調整できますし、
外気温が2度の日でも、暖房を弱められるほど室内は安定 しています。

雪国の家づくりでは、
設備の豪華さよりも 断熱性能と家全体のつくり が大切だと実感しました。

平屋にしたことで冬の生活動線がとても楽

雪国の冬は、ちょっとした移動が大きなストレスになります。

2階建ての場合、
寒い階段を上り下りする必要があり、
上下階で温度差が出やすくなります。

平屋にしたことで、
生活のすべてがワンフロアで完結 しました。

洗濯、暖房管理など、
どれも無理のない動線になり、
冬でも快適に生活できています。

実家で経験した雪下ろしの怖さが、平屋を選んだ理由

平屋を選んだ大きな理由のひとつが 安全面 です。

実家に住んでいた頃、
2階建て住宅の雪下ろしを毎年手伝っていましたが、
屋根が高く、滑って転倒する危険は常にありました

雪国では、雪下ろし中の転落事故で
命を落とされるケースも少なくありません。

その点、平屋は

  • 屋根までの高さが低い
  • 作業時に足場が安定しやすい
  • 万が一落ちても致命的な事故につながりにくい

といった点で、リスクを減らせる住宅形態 だと感じています。

雪国で平屋を建てるなら注意したいポイント【後悔しないために】

平屋は「土地の広さ」と「配置計画」が超重要

平屋はワンフロアで生活できる反面、
2階建てよりも土地を広く使います

私の家の土地は 63坪 あります。
平屋の建物とカーポートを配置して、正直ちょうどぴったり という感覚です。

生活するうえで致命的に困っているわけではありませんが、

  • 雪を寄せるスペース
  • 外構の余白
  • 将来的な使い道

を考えると、
「もう少し土地が欲しかったな」と感じる場面は正直よくあります。

雪国で平屋を建てる場合、
建物が収まるかどうかだけで判断すると、
冬に余裕がなくなりやすいと感じました。

日当たりは正直「運」の要素もあります

日当たりについては、
正直なところ 運要素が強い と思っています。

大通り沿いであれば、
将来的に高い建物が建ちにくく、
比較的日当たりを確保しやすいです。

一方で住宅街の場合、隣に2階建て、将来的に3階建てが建つリスクもあり、
今は日当たりが良くても将来はわからないという可能性もあります。

雪国では日当たりが
「明るさ」だけでなく 暖かさ=暖房効率 に直結するため、
この点は納得したうえで土地を選ぶ必要があると感じました。

断熱性能は「住友林業の実例を見る」のが一番参考になる

断熱性能については、これまで書いてきた通り、
カタログの数値よりも体感が大事 だと感じています。

私の場合、
住友林業のモデルハウスを 10回ほど 回りました。
違う人が実際に住んでいる家のモデルハウス を中心に見て回りました。

さらに、
実際に住んでいる人の口コミもかなり参考にしています。

  • 冬の寒さはどうか
  • 暖房は何を使っているか
  • 結露は出るか

こうした 住んだ人の声 は、
雪国での家づくりでは本当に参考になります。

暖房計画は「併用前提」で考えて正解

暖房計画については、
結果的に 床暖房+エアコン の組み合わせで正解だったと感じています。

平屋は階段がない分、
暖かい空気が上に逃げにくい というメリットがあります。

その状態で
床暖房とエアコンを併用すると、
冬でも「寒い」と感じることはほとんどありません。

日中に併用していると、なんなら暑いと感じるときさえあります。

今の家に住んでから、
冬がつらいと感じることが明らかに減りました。

雪国の平屋は「外構計画」で住みやすさが大きく変わる

雪国で平屋を建てる場合、
外構計画は家づくりと同じくらい重要 だと感じています。

特に雪国では、

  • 除雪しやすい動線か
  • 雪を寄せるスペースが確保できているか
  • カーポートや玄関周りに雪が溜まりにくいか

といった点を、最初から考えておかないと
冬の生活が一気に不便 になります。

正直に言うと、私は家づくりの段階で
「除雪しやすさ」まで完璧に意識できていたわけではありません。

ただ、結果的に

  • 駐車場から玄関までの動線がシンプル(というか玄関の目の前がカーポート)
  • 雪を片側に寄せられる余白がある
  • カーポート周りに無駄な障害物がない

といった形になり、
除雪しやすい外構 になっていたのは本当に助かりました。

雪国の平屋は、
建物だけ見て判断すると失敗しやすく、
「外構込み」で初めて完成 する家だと思います。

これから雪国で平屋を建てる方には、
間取りと同時に
「除雪」「雪の逃げ場」「外構動線」
を必ずセットで考えてほしいです。

平屋は「老後」だけでなく「今の冬」をも楽にする

平屋というと老後向けの家、という印象を持たれがちですが、
雪国では 今の生活の快適さ に直結します。

  • 階段がない
  • 家全体が暖まりやすい
  • 夜中の移動が寒くない

床暖房とエアコンを使えば、
本当に冬が寒くありません。

雪国で暮らすなら、
平屋のメリットは想像以上に大きいと実感しています。

雪国で住友林業の平屋を選んで感じたこと【まとめ】

雪国で家を建てるうえで大切なのは、
「どんな家に住みたいか」以上に
「冬をどう安全に、楽に過ごせるか」 だと感じています。

私自身、実家での雪下ろしや落雪、
家族総出での除雪作業、
寒さや結露に悩まされてきた経験がありました。

だからこそ、家づくりでは
雪国の冬を基準に考えること を最優先にしました。

実際に住んでみて、
雪国で住友林業の平屋を選んで良かったと感じている理由は以下のとおりです。

  • 平屋なので雪下ろしや転落事故のリスクが低い
  • 階段がなく、暖かい空気が上に逃げにくい
  • 床暖房とエアコンの併用で冬でも寒くない
  • 外構を含めた設計で、除雪のストレスが少ない
  • 木の断熱性と住友林業の設計で、室内環境が安定している

もちろん、
土地の広さや日当たりなど、
「もう少しこうだったら」と思う点がないわけではありません。

それでも、
今の冬が楽で、安全で、快適に過ごせている
という事実は、家づくりの成功だったと思っています。

雪国では、
家の性能や間取り以上に
「平屋という選択」そのものが生活を変えてくれます。

これから雪国で家を建てる方には、
カタログや見た目だけで判断せず、

  • 実際に住んでいる人の声を聞く
  • 冬の生活を具体的にイメージする
  • 外構まで含めて家づくりを考える

この3つを、ぜひ意識してほしいです。

少なくとも私は、
雪国で住友林業の平屋を選んだことを後悔していません。

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